事例と共に店舗内装の費用についてご紹介します

店舗設計で常に意識するのが、依頼者の『店舗事業の成功』。

つまり、人気店を創ること。

その要素として重要な項目が

 

  • 機能性=用
  • デザイン性=美
  • 経済性=コスト

である。

今回は、この『コスト』についてのご紹介です。

特に、内装工事の費用について注目していきたいと思います。

 

1.内装工事費の頭の数字には気をつけよう!!

例えば、テナントの場合

そのお店の状態によって全く金額が異なってきます。

居抜きなのか、スケルトンなのか、ある程度残っていてそのまま使えそうなのか。など。

例えば、飲食店などの計画の場合、

電気、空調、給排水設備工事など、もともと飲食店では無かった場合は

新たに施工する必要があったり、まったく違う業種から内装を造るとなると、コストも上がってくるのが現状です。

逆に、同じ業種で居抜きだった場合、ほとんどの設備が利用可能であれば、大きくコストダウンが期待できます。

 

『頭の数字には気を付ける』というのは、上記以外の工事費用がどのように考えられているのかということ。

つまり、金額が予想よりも多かったとしても、なぜ多いのか。をしっかり理解するべきです。

お店のコンセプトやデザイン性を考慮して、付加価値の部分の考え方が見積もりに反映されていることもあります。

逆のことを言うと、金額が予想よりも安かった場合。

もしかしたら、入れておくべき項目に漏れがあり、金額に反映されていなかった。という可能性もあり得ます。

頭のトータル金額だけで判断することは絶対にダメですね。

 

2.事例と共に、内装工事のスタートを理解しましょう!

以前手掛けた美容院Gladsをご紹介しましょう。

施工床面積で20坪のテナントです。

店舗の内装に掛かる費用というのは、まずどういった状態でのスタートか。これが一番重要です。

例えば、スケルトンなのか、半居抜きなのか、完全居抜きなのか。

かなり、大きく金額が変わってきます。

genjou

この時は、天井・壁はボード貼りしてある状態で床は土間コンクリートで、かなり綺麗な状態でした。

gladsの計画は、シャンプー台が2台、カット椅子4台という内容で、当然カット椅子とシャンプー台との間に間仕切りか目隠しが必要。

デザインとして、化粧の柱を設けて、それに間仕切り壁を絡めて目隠しを造る計画となった。

ただ、見えない部分としてシャンプー台を設置する部分には、給排水・電気など、設備系の工事が必要です。

コンクリートをハツリ、近くの給水、排水に接続ルートを確保する工事が必要となってきます。

居抜き物件で、元美容院だった場所でしたら、フロアーの何処かにシャンプー台があった訳ですから、既存の設備を利用できます。

 

この他にも、空調や照明器具など、いろんな絡みがあったり、計画によっても大きく変わってきます。

つまり、テナントの状態によって金額が違ってくるので、同じ20坪で美容院を造りたいと思っても、全く金額が変わってくるので注意が必要ですね。

 

3.事例と共に、内装工事費の項目を理解しましょう!

 

 

glads%e8%a6%8b%e7%a9%8d2

この見積での内容を簡単に上げると、

シャンプー台2台のスペース、カット椅子4台の鏡とカウンター、オリジナル家具の受付カウンター、待合スペース、洋服入れ、バックヤード(シンク)、タオルの吊戸収納、カラー材の棚、看板、内装工事(壁紙、床のシート)、電気工事(照明、スイッチ、コンセント、BGM、電話)、給排水工事などです。

どこまでこだわって造りこむかによっても金額は当然変わってきますが、gladsで必要だったスペースはこんな感じでした。

 

 内装費用についても、どこまでこだわって造りこむのか。デザイン次第で、変わってきますよね。そして、この金額はあくまでも建築の内装費用ですから、什器であるシャンプー台2台やカット椅子の4脚は別途費用が掛かってきます。その他、パーマ機器やカラー材などの備品も必要ですね。全体の資金計画として漏れの内容に計画が必要です。それを頭にイメージしながら、物件を探したりすると良いかと思います。

 

 

 

 

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*